滋賀 ガンマナイフセンター
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脳神経外科センター
 

ガンマナイフとは

ガンマナイフは、1968年にスウェーデン カロリンスカ大学の脳神経外科医レクセル教授によって開発された放射線治療装置です。
周囲正常組織を傷つけることなく、コバルト60線源から出るガンマ線(γ線)を凸レンズの焦点のように病巣部に対して集中的に照射し、病巣部のみを壊死させる治療法です。
1本1本のガンマ線は細いビームなので、周囲の正常な細胞にはほとんど影響を与えず、従来のように開頭手術を行なうことなく、短時間で侵襲のない脳外科治療が可能になります。
ガンマナイフ治療は、悪性・良性の脳腫瘍・脳動静脈奇形などの血管病変、三叉神経痛やてんかん、パーキンソン病などの機能性脳疾患の治療に行われています(てんかん、パーキンソン病は保険適応外)。


ガンマナイフ治療の原理
当院に導入されているガンマナイフパーフェクションユニット内には、192個のコバルト60線源が半球状に配置されており、これらの線源から発生したガンマ線が病巣部を集中的に照射します。
一つ一つの放射線エネルギーは低いため、照射時に貫通する頭皮、骨、脳、血管、神経への影響は少なく、照射を受けた病巣のみが徐々に破壊されます。
頭部をフレームで固定するため、ターゲットへの照射の誤差は±0.5mmと高い精度が確保され、また自動位置決めシステム(patient positioning system)により重要な組織が密集している頭蓋内においても正常な組織に与える影響を最小限にして治療を行うことができます。そのため、病巣が脳の深い位置にあって摘手術が難しい症例や、重要な神経や血管に接している病巣も治療可能です。摘出術後の残存病変も治療可能です。
また、正常脳組織への影響が少ないため、全脳照射後でも治療可能です。
しかしながら、疾患や病態、また病巣の大きさや位置などによって、ガンマナイフによる治療が適している場合と、従来の開頭手術の方が適している場合とがありますので、医療スタッフによる総合的な症例検討が必要となります。


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